コロナ禍のテレワークが原因で、今この「後頭神経痛」を訴える人が増えているそうです。
以下のような痛みがあれば、後頭神経痛が疑われます。
① 片側の首(両側同時には起きない)から後頭部・頭頂部にかけてのチクチク、キリキリ、ズキズキとした激痛。
② ビリッと一瞬電気が走るような痛みを繰り返す。痛みがないときはスッキリしている。
③ 一度起きると数日から数週間続く。
④ 急激に首を前や後ろに倒したり、首を回したりすると痛みが起きる。
⑤ ヘアブラシで髪をとかしたり、頭皮に触れたりしただけで痛むことがある。痛みが強いと、枕に後頭部が触れるだけでつらく、不眠に悩まされることも。
⑥ 雨の日の前日に多いのも特徴。雨が降ると治る。
【頭痛(目の奥の痛み)と筋肉のこわばり】
整体におみえになられる方に「眼圧」のバランスが悪く、頭痛になってしまう方が多くいらっしゃいます。
この「眼圧」とは一体なんなのでしょうか。
眼圧は以下のような内容で構成されているのです。
人間の目の中には、眼球を満たす房水と呼ばれる体液があります。
この「房水」の役割として
① 角膜・水晶体・硝子体などに栄養を届ける
② 老廃物を排出する
③ 眼球の形を保つ
という役目を果たしています。
眼の弾力の強さ。これが「眼圧」なのです。
健康の目はその房水の循環する量が大体決まっています。
ところが、なんらかの原因で「房水」の量が極端に増えたり、排出される量が減ったりすると、眼の中に房水がたまり、「眼圧」が高くなります。
この状態をほおっておくと目になんらかの症状が起きたり、頭痛にも発展したりするのです。
《眼圧のバランスが乱れる主な理由》
◉ 長時間に及ぶスマホやパソコンの使用
普段の生活の中で、多くの人がスマートフォンやパソコンを長時間使用しています。最近の研究では、スマートフォンを見ている時間が長くなるほどそれに伴って眼圧が高くなることがわかってきました。
◉ ストレス
眼圧上昇の原因にはストレスも関係しています。海外の研究グループは、人為的にストレスを与える集団と与えない集団に分けて、体のストレス状態と眼圧の関係について調べました。すると、人為的にストレスを与えた集団では、ストレスのない集団と比較して、コルチゾールの分泌量や心拍数の増加だけでなく眼圧が上昇することが報告されています。このコルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、特にストレスを受けた時に分泌量が増えることから「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
◉ 筋肉のこわばり
① 筋肉の緊張・こわばり
↓
② 血管の圧迫
↓
③ 血流の悪化
↓
④ 疲労物質の蓄積
↓
⑤ 凝り・痛みの原因に🥹
セルフマッサージ
non-no
胸鎖乳突筋ストレッチ
(セルフマッサージ)