四十肩・五十肩は女性にも多い？原因と整体による根本改善法｜奈良のさくら整体院
最近、女性にも多い四十肩の原因と整体による根本改善法
「四十肩は男性だけの悩み」…そんな時代は終わりました
ここ数年、当院にも「片腕が上がらなくなった」「洗濯物を干すと肩が痛む」「夜中にズキズキして目が覚める」と訴える女性の来院が増えています。
いわゆる「四十肩（五十肩）」と呼ばれる症状です。
医学的には「肩関節周囲炎」とも呼ばれ、肩関節まわりの筋肉・腱・関節包に炎症が起き、動きに制限や強い痛みが生じます。
四十肩と五十肩の違いは、実は年齢による呼び分けにすぎません。
どちらも肩関節周囲の炎症が原因で、症状もほぼ同じ。40代で発症すれば「四十肩」、50代以降なら「五十肩」と呼ばれるだけなのです。
産後ママや育児中の姿勢も、四十肩の原因に
特に最近では、産後のママや育児中の女性にも「四十肩予備軍」が増えています。
添い寝や抱っこ、授乳中の不自然な前かがみ姿勢、腰痛をかばう反り腰や片側重心などが慢性化すると、肩関節や肩甲骨の動きが制限されてしまいます。
抱っこやおんぶをする日常の中で肩甲骨が固まり、巻き肩・猫背・反り腰がセットで進行してしまうと、悪循環の引き金になります。
孫守り疲れと筋肉の老化も、隠れた原因に
一方、50代〜60代の女性に多いのが「孫守り疲れ」や「筋肉の老化・硬化」が引き金となるタイプです。
抱っこ、送り迎え、しゃがんだ姿勢からの立ち上がり──日々のちょっとした育児サポートが、肩や腰に大きな負担をかけます。
加齢により筋肉の柔軟性が低下し、血流が悪くなると、ほんの些細な動作でも炎症が起こりやすくなります。
さらに運動不足や冷え、姿勢のクセも加われば、肩関節まわりの筋膜や腱が硬直し、やがて「四十肩・五十肩」へと進行してしまうのです。
肩の痛みの裏にある《姿勢の歪み》
私たち整体師が注目しているのは、こうした日常の習慣がつくる体の「ゆがみ」です。
特に以下のような状態がある方は要注意です。
- ストレートネック：首の湾曲がなくなり、肩の筋肉に過剰な負担がかかる
- 巻き肩：肩が内側に巻き込み、肩甲骨がロックされやすくなる
- 猫背：背中が丸まり、肩が前に出て肩関節の可動域が狭まる
- 反り腰：腰椎が前傾し、上半身の重心が肩と首にのしかかる
- 骨盤の歪み：土台が傾くことで、背骨〜肩のアライメントが崩れる
これらが複雑に絡み合うことで、肩の炎症や痛み、可動域制限が起こるのです。
寝方とデスクワークの姿勢が引き金に
「横向きで丸まって寝ている」「スマホを長時間のぞき込む」「パソコン作業で肩が内巻きのまま」など、日常の姿勢のクセも大きな要因です。
特に育児中や孫守り中の方は、自分の体のケアが後回しになりがち。
知らず知らずのうちに、肩や腰に慢性的な負荷をためているケースが非常に多いです。
整体でできること｜さくら整体院のアプローチ
当院では、肩の痛みを“肩だけ”の問題とは捉えません。
姿勢・骨盤・生活習慣まで包括的に診て、根本的な回復と再発予防を目指します。
① 肩甲骨はがし
固まった肩甲骨を筋膜ごとやわらげながら“はがす”ことで、肩の可動域と血流が劇的に回復します。
育児・抱っこ疲れ、加齢による肩のこわばりにとても効果的です。
② 骨盤・背骨の矯正
骨盤が歪むと上半身全体の姿勢が崩れ、結果的に肩への負担が倍増します。
腰痛をかばう姿勢や、筋力の左右差も調整しながら、体の軸を整えていきます。
③ 巻き肩・猫背の矯正
胸郭・肋骨・肩甲骨を立体的に開放するアプローチで、自然と呼吸が深まり、姿勢も美しく。
肩の不調だけでなく、全身の巡りにも良い変化が現れます。
セルフケアと再発予防のアドバイス
ご来院の際には、日常でできるセルフストレッチ・姿勢改善・睡眠姿勢の工夫なども丁寧にお伝えしています。
肩の痛みは「体が出しているSOS」。
少しでも違和感を覚えたら、ぜひご相談ください。
あなたの肩と、あなたの毎日に寄り添いたい🌱
洗濯物を干す時に肩がズキッと痛む、子どもを抱っこしたまま肩が固まって動かない。。肩の悩みが軽くなれば、心も軽くなります。
さくら整体院が、あなたの肩と笑顔を取り戻すお手伝いをいたします。子育てに励むママも、孫を可愛がるおばあちゃんも、日々の「頑張り」が体に蓄積しています。
その頑張りが、痛みに変わってしまう前に。。
さくら整体院が、肩の悩みに寄り添い、軽やかな日常へ導くお手伝いをさせて頂きます🌸
