手・脚(直立歩行)と重い頭部を支える骨格の【宿命】
人と同じ脊椎動物のヘビ(爬虫類)や魚(魚類)は生存のために侵害刺激を感じるそうですが(痛覚は不明)、手足のある人間(哺乳類)の骨格とは大きな違いがあります。
人体の骨の数は206個と決まっていますが、蛇には肩や腰の骨はなく、頭以外は全て背骨です。背骨は通常120~240個(多いものでは500個以上)関節が多いので体全体をしなやかに動かせるのです。
動物の中で、骨の数が一番多いのがヘビで、1000個とも1200個ともいわれています。
人の場合、へび背(側湾症)は肋間神経痛の原因になりますが、蛇の体はクネクネしていても癒着はしていません。
神経を圧迫するような「歪み(不正)」は矯正する必要がありますが、蛇の場合は側湾症ではないので大丈夫です😃
関節は1日に約10万回も動いている
骨と骨のつなぎ目には関節があり、肩や肘、股や膝、足首、指など、ヒトの体には全部で約260個の関節があります。 関節の役割は、体が滑らかに動くようにすることです。 関節に向かう骨の表面には、弾力性のある軟骨があり、滑液や軟骨は骨同士がこすれ合わないよう、関節を守っています。