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視力回復

眼圧と緑内障・白内障の違いとは?脳脊髄液・房水との関係(セルフケア)

眼圧と緑内障・白内障の違いとは?脳脊髄液・房水との関係

視力回復

現代人に増えている「緑内障」や「白内障」。
実はこれらの目の疾患には、眼圧・房水・脳脊髄液・自律神経など、体全体の巡りと深い関係があります。

整体や自然療法の視点から、それぞれの違いとしくみ、そしてケアのヒントをやさしく解説します。

眼圧とは、目の中にある透明な液体「房水(ぼうすい)」によって生まれる内圧です。

房水は毛様体で作られ、前房と後房を循環しながらシュレム管を通じて排出されます。

この循環が滞ると、眼圧が上がり、視神経に負荷がかかる原因になります。

緑内障は、房水の排出がうまくいかず眼圧が慢性的に上がることで、視神経が圧迫されて徐々に視野が欠けていく病気です。

  • 初期は自覚症状が少なく、気づかれにくい
  • 治療の基本は「眼圧を下げること」
  • 進行すると視神経が回復できず、視野の一部が失われる

また、眼圧が正常でも起こる「正常眼圧緑内障」もあり、日本人に多いとされています。

白内障は、目の中の水晶体が白く濁っていく現象で、年齢とともに誰でも進行する「老化現象」の一つでもあります。

  • 視界がぼやける・かすむ・まぶしい
  • 進行はゆっくりで、緑内障のような視野欠損はなし
  • 酸化ストレスや紫外線、糖尿病などがリスク因子

白内障と緑内障は原因もメカニズムも全く異なるものですが、両方とも「目の循環」と「代謝の滞り」が関係しています。

房水と脳脊髄液は、どちらも血液から濾過されてできる透明な体液であり、体の“圧と循環”のバランスを支えています。

  • どちらも血液脳関門/血液房水関門という「フィルター」で制御
  • 圧が上がると視神経乳頭の腫れ(うっ血乳頭)などが起こることも
  • 自律神経の乱れやストレスで、循環が停滞しやすくなる

つまり、目の中の「房水」と脳や脊髄を潤す「脳脊髄液」は、間接的に連動しているのです。

さくら整体院では、目と脳の関係性を踏まえた以下のような施術を行っています:

  • 頭蓋骨の調整:眼窩・側頭骨・蝶形骨などの緊張をゆるめ、脳脊髄液の流れを促進
  • 首〜耳周囲のリリース:静脈・リンパ・神経のうっ滞を流す
  • 姿勢矯正:首肩の筋緊張を整え、頭部の血液循環をサポート

特に目の奥が重い・視界がかすむ・目が乾くなどの不調には、頭部の整体的ケアが非常に有効です。

💡整体師がすすめる目にやさしいセルフケア3選

眼精疲労セルフケア
眼精疲労セルフケア

目の疲れ・視界のかすみ・眼圧の不安を感じている方へ。
整体的視点から、毎日できるやさしいセルフケアをご紹介します。

蒸しタオルやホットアイマスクで3~5分間、目の周囲を温めましょう
血流が促され、房水や涙液の循環が整い、目の奥の緊張が和らぎます。

鼻から吸って口から吐く呼吸を4秒吸って6秒吐くペースで5セット。
呼吸が深まることで自律神経が整い、脳や視神経への酸素供給が向上します。

  • 上・下・左・右をゆっくり見る(各3秒)
  • 眼球をぐるりと回す(時計回り・反時計回り 各3周)

眼の筋肉や神経が活性化し、視界がスッキリ・目の老廃物の排出も促進されます。

目のケアは、単なる「アイケア」ではなく、脳・神経・呼吸・全身の巡りを整えるケアです。
毎日のちょっとした習慣で、視力や眼圧へのやさしい予防につなげましょう。

  • 緑内障は「房水の詰まり」、白内障は「水晶体の濁り」
  • 眼圧の変動には脳脊髄液・血液・自律神経が関係している
  • 目の不調は“目だけの問題”ではなく、脳・神経・循環の鏡

目が疲れる、見え方に違和感がある…そんな時こそ、体全体の巡りを整える視点が大切です。

ぜひ整体やセルフケアで、目と脳のリズムを取り戻してみてください。

さくら整体院では、目と脳の関係を重視した施術を行っています。
目の疲れや視界の違和感が気になる方も、ぜひご相談ください🌸

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