顎関節の緊張やマスクの影響がホルモンバランスを乱す?整体師が語る自律神経と脳の巡りの大切さ

🧠その不調、実は《顔周りの緊張》が原因かもしれません

顎の痛みや食いしばり、側頭部のコリ、耳まわりの不快感、そしてマスクの息苦しさ…。
これらは一見、局所的な問題のように思えますが、実は脳やホルモン、自律神経に深く関わる“全身の問題”でもあります。
整体の視点から、そのつながりとケアの重要性について解説します。

① 食いしばり・顎関節の緊張がホルモン分泌を乱す理由

現代人に多い「無意識の食いしばり」は、咬筋や側頭筋の緊張を引き起こし、顔面神経や三叉神経を圧迫します。
これらの神経は視床下部(ホルモンの司令塔)ともつながっているため、慢性的な緊張が脳に“ストレス信号”を送り続けます。
結果、以下のような影響が出ることもあります:
- ストレスホルモン(コルチゾール)優位に
- セロトニンやオキシトシンなど「癒しのホルモン」が出にくくなる
- 自律神経の乱れ・睡眠障害・免疫力の低下へ

② マスクの紐や耳の圧迫が“副交感神経”を妨げる
耳のまわりには迷走神経(副交感神経系の中枢)が枝分かれして存在しています。
マスクの紐やイヤホンの長時間使用により耳が圧迫されると、迷走神経の働きが低下し、自律神経バランスに影響が出ることも。
特に以下のような症状が出ている方は注意が必要です:
- 慢性的な疲労感・睡眠の質の低下
- 浅い呼吸・息苦しさ・集中力低下
- 「リラックスできない」状態が続く

③ 呼吸の浅さ=ホルモン・免疫の低下につながる
マスク生活が長引くことで、自然な腹式呼吸がしづらくなり、呼吸が浅く・早くなる傾向があります。
これは横隔膜の可動を妨げ、副交感神経の働きが低下し、次のような悪循環に陥りやすくなります:
- 呼吸が浅い → 酸素不足 → セロトニン生成が低下
- 脳の代謝が落ちて、自律神経とホルモン分泌が乱れる
- 体温も下がり、免疫力がダウン

👐整体でできるアプローチは?
さくら整体院では、以下のような整体技術で「顔まわりの解放」から体全体の巡りを整えています:
- 咬筋・側頭筋リリース:食いしばりや顎関節症の緩和
- 頭蓋骨調整・耳まわりの筋膜リリース:迷走神経の活性化
- 肋骨・横隔膜の調整:呼吸を深めて副交感神経を優位に
- 自律神経の調律整体:ホルモンと免疫の“めぐり”を回復

🌸まとめ:顔まわりを整えることは、脳と心のケアにつながる
- 顎や耳まわりの緊張は、脳のホルモン分泌や自律神経を乱す
- マスク生活による浅い呼吸も、体の深部に悪影響を及ぼす
- 整体で顔・頭・胸郭を緩めると、自然とホルモンと免疫が整い始める
小さな違和感が、実は全身の不調の原因になっていることもあります。
気になる方は、ぜひ一度プロの整体で“顔まわり”から体の巡りを見直してみてください。
さくら整体院では、顔・頭・呼吸を整える施術を通して、脳・ホルモン・自律神経の調和をサポートしています。
ご相談・ご予約はいつでもお気軽に🌿