東京工業国立大学
血管を収縮させることで熱を溜めます(温熱療法)
WHOも米国も血圧正常範囲は、年齢+90が標準で日本も以前はそうでした。
そもそも、血圧の調整は体にデフォルトで備わっています。(天然の降圧剤)
大切なバランス、判断するのは
《自分の体》
《血栓ができる様子》血圧を高めることで血栓を破壊
血圧》カルシウムとマグネシウムの関係
カルシウムには血管壁を収縮させる働きがあるため、血管が必要以上に縮むと、血圧が上がってしまいます。一方、マグネシウムには筋肉を緩ませる(弛緩させる) 作用があります。
カルシウムとマグネシウムが1:1の割合でバランス良く存在すると、血管も正しく収縮と弛緩を繰り返し、血液をスムーズに押し流してくれるのです。
血液中のカルシウム濃度が高くなると、カルシウムは血管壁に取り込まれ、壁を収縮させます。すると血液の流れが悪くなるので、心臓はより強い力で血液を送り出そうとします。その結果、血圧が上昇し、高血圧になりやすいのです。
マグネシウムは血圧の調整に関わる作用もあり、慢性的なマグネシウム不足により、血圧上昇に関わることが知られています。また血管の筋肉に対しカルシウムを働きにくくすることで、血管の筋肉の収縮を抑え、血管を広げて血圧を下げると考えられています。
マグネシウムは神経の情報伝達にも重要で、筋肉を動かしたり、神経の興奮や緊張を鎮めたりします。
さらに、赤血球の変形能を保って毛細血管網の微小循環を改善したり、血管を拡張させたりして血圧を調節するほか、血小板の凝集を抑え血栓を作りにくくするなど、血液をサラサラにする作用があることも知られています。
血圧》ナトリウムとカリウムの関係
ナトリウム(Na)とカリウム(K)は、互いにバランスをとって生命活動を担っています。
ナトリウムとカリウムは互いに拮抗的に作用し、ナトリウムは血圧を上昇させ、カリウムはナトリウムの排泄を促進し血圧を下げることはよく知られています。
ナトリウムのほとんどは食塩(塩化ナトリウム)から摂取されます。精製塩ではなく天然塩を摂取するのが大事ですね。
カリウムには交感神経の活動を抑制する働きがあります。交感神経が抑制されると副交感神経が優位になり、心拍数も下がり、血管が拡張して血圧の低下をもたらします。
血液中にカリウムが十分あれば、細胞内で増え過ぎたナトリウムを外に出すように働き、またナトリウムの排泄を促します。
血圧と冷えの関係(がん予防)
冷えは万病の元
空洞で冷えやすい臓器(肺・胃・腸など)はガンになりやすいですが、温かい臓器(心臓)はならないように、体温はとても大事です。