私たちの体には、
血液やリンパ液の他に、【脳脊髄液】という体液が流れています。
脳脊髄液の流れが滞ると、新陳代謝が悪くなり、老化や肌トラブルの影響が出ます。
滞りを解消することで健康と美容に大きく関係する体液なのです。
【脳脊髄液の役割】
① 細菌の除去
睡眠時に血液をキレイにして、1日寝たら元気になる体にします。
② 栄養補給と老廃物の回収
ブドウ糖、タンパク質、ナトリウム、クロールなどの成分やホルモンが含まれ、脳と脊髄に栄養を供給し、二酸化炭素や乳酸などの代謝産物を運搬する役割があります。
(電解質や化学物質の濃度を正常範囲内に保ちます)
「脳の老廃物」を除去するには、深い睡眠が必須だった:研究結果
③ 脳・脊髄の保護
🟡 脳・脊髄は、脳脊髄液の中で浮かんでいて、脳脊髄液は外部からの衝撃を和らげます。
🟡 浮力によって、約1.5kgある脳の実効重量を減らす。
→血管や神経が潰れるのを防ぎます。
脳脊髄液の流れがスムーズになると、
- 自律神経を整える
- お肌を内側から潤わせ綺麗にする
- 自然治癒力を高める
- シワやシミも少なくなる
- いつも元気で前向きな思考・うつの解消
など幅広い効果が期待できます。
脳脊髄液の流れ
脳脊髄液は脈絡叢(みゃくらくそう)で1日約500mL作られ、脊髄(髄膜)を通り、骨盤(仙骨)まで血液中に入ったり出たり循環しています。ほぼ同じ量が吸収されますので、1日3〜4回、約6〜8時間ごとに入れかわることになります。
脳脊髄液は息を吐いた時に頭(脳)から骨盤(仙骨)まで流れ、息を吸った時に骨盤(仙骨)から頭(脳)に戻っていくポンプ運動で流れています。
※ 整体では注射はしません。
首に歪みや筋肉のコリがあると脳脊髄液の流れが悪くなり、骨盤が歪む(仙骨が傾く)とポンプ運動がうまくいかずに循環が悪くなります。
第1頚椎(首)=生命エネルギーの蛇口
首が歪む(第1頚椎がずれて圧迫される)と頭の中に脳脊髄液が溜まってしまい、骨盤(仙骨)まで流れなくなってしまうため、ホルモン分泌の異常が起こります。
頭の中に脳脊髄液が溜まってしまうと、脳を圧迫してしまい脳疲労や脳の機能低下などのメンタル症状の原因になります。
仙骨(骨盤)=生命エネルギーのポンプ
骨盤変位分類(悪い姿勢→疲労→悪化)
① 左右が捻じれる(骨盤が捻じれている状態)
喘息 皮膚疾患 肌荒れ 嗅覚異常 内臓の不調 顔、脚、腕のしびれ 不眠 不安症 アキレス腱痛 イライラ やる気がない アレルギー
② 体重支持部が離開する(骨盤が開いている状態)
座って立つ時の腰痛 寝返り時の腰痛 喉の痛み 失声 首肩のコリ 背部痛 頭痛 膝痛 股関節痛 足首痛 脚の前と外が痛む 足がつる 吐き気 めまい 生理痛、生理不順 便秘、下痢 膀胱障害 あごの痛み 逆流性食道炎
③ 腰椎で体重を受ける(骨盤では支えれなくなり背骨に負担がかかる状態)
ひどい腰痛 坐骨神経痛(ふくらはぎ~かかとまで走る痛み) 椎間板ヘルニア 座っていて腰が痛む 脚の冷え、むくみ 臀部の痛み ひどい後頭部痛