














皆さま!素敵なご感想をありがとうございます😊
「肩こりが楽になりました!」とのお言葉、
本当にうれしく読ませていただきました。
今回の施術では
首の付け根から肩・肩甲骨まわりに広がる
僧帽筋(青い部分) を中心に、
固まっていた部分を丁寧にゆるめ、
下を向く姿勢が続くと、どうしても肩に負担が溜まりやすいので、
お伝えさせていただいた「肩甲骨の軽い動き」や
血流が通りやすい状態へ整えさせていただきました。
「胸を開く姿勢」をぜひ日常に取り入れてみてくださいね✨
スッと軽くなったお身体が長く続くよう、
次回もさらに整えさせていただきます。
またいつでもお待ちしております🌸
なぜ肩こりは起きるのか?


肩こりの原因の多くは、画像の 青色部分=僧帽筋(そうぼうきん) が
“引っ張られたまま固まってしまうこと”にあります。
スマホ・パソコンを見るときの 下向き姿勢は、
頭の重さ(4〜6kg)が前に倒れないように
僧帽筋がずっと引っ張って支えています。
その状態が続くと…
- 緊張が抜けず、筋肉がガチガチに固まる
- 血流が悪くなり、疲労物質が溜まる
- 首と肩の重だるさ・痛み・頭痛が出る
これが 肩こりの正体=僧帽筋の硬結(しこり) です。
僧帽筋は「1枚の大きな筋肉」だからこそ広く痛む
僧帽筋は
- 首の付け根
- 肩の上
- 肩甲骨の内側
- 背中の上部
までを覆う“シート状の大きな筋肉”。
どこか1か所が固まると
すぐ周りへ緊張が広がりやすいため、
「肩こりが首までくる」「背中まで重い」
という状態になりやすいのです。
肩こりを解消しやすくするポイント
◎① 僧帽筋の“上部・中部・下部”をバランスよく緩める
肩の上だけ揉んでも治らない人が多いのは、
肩甲骨まわり(中部・下部)が固いままだからです。
当院では
- 首の根元
- 肩の上部
- 肩甲骨の内側
- 背骨沿い
を丁寧にゆるめ、筋肉のバランスを整えます。
◎② 肩甲骨を「動かす」こと
僧帽筋は肩甲骨につくため、
肩甲骨の動きが出ると筋肉が一気に緩みます。
◎③ 姿勢のクセをリセットする
上を向いてあごを軽く引く姿勢、胸を開く姿勢など
“僧帽筋に負担のない姿勢”を身につけることで、
凝りにくい身体に変わります。
肩こりと悪い姿勢(筋肉の形状化)の関係
肩こり=僧帽筋が引っ張られ続けて固まったサイン。
当院の施術では、首・肩・肩甲骨・胸郭の動きを
総合的に改善し、硬結を根本からほぐします。
「肩こりが取れると呼吸が深くなり、頭もスッキリする」
というお声も多くいただいております。
どうぞ安心してお任せくださいね😊
肩こりの人の特徴
次に、肩こりを実際に感じている人の身体の状態を診ていきたいと思います。
恐らく、あなたもイメージする肩こりの方はこのような状態の人ではないでしょうか?

人間の頭の重さは,成人で5〜6キログラムほどです。
これは,ボーリングの球と同じくらいの重さです。
頭が体の真上に乗っていれば、頭の重さは体全体でバランスよく支えられます。
ところが、スマホなどを見ようとして頭を前に傾けると、首や肩にかかる負荷は一気に増大します。
Newton
右の「頭を前に傾けた姿勢」の人は身近でよく見かけますね。
私もスマホをみている時はちょくちょくこんな姿勢になっておりますが。。汗
また、よく診ていただくと、肩甲骨も前に出て胸の位置が下に下がっている事も診てとれます。
っと言うことは、肩甲骨の外転と胸椎の後弯(円背)も作られていることがここから理解できます。
更に外転した肩甲骨は後弯した胸郭に沿うように若干挙上し、前傾していることがわかります。
つまり、肩こりの人の特徴を簡単に挙げると
・頭部の前方移動
・肩甲骨の外転、前傾
・胸椎の後弯
と言うことがいえますね。
では、実際にこの特徴と僧帽筋、肩甲挙筋の機能解剖を照らし合わせてみましょう。
肩こりの人と僧帽筋と肩甲挙筋と
まずは僧帽筋を診てみましょう。
あまり、普段僧帽筋をこのような視点から捉えることはないかと思いますが、実はこれが非常に重要です。

改めてよく僧帽筋上部を観察すると、筋線維の走行は前から後ろへ走っていることがわかると思います。
僧帽筋の起始停止は鎖骨から後頭骨です。
これを考えても明らかに前から後ろに伸びていることが理解できますね。
っと言うことは、この筋肉が凝り固まるとどうなるか?
それは、
肩甲骨の内転、後傾
を作ることになります。
あれ?ここで肩こりの人の特徴と僧帽筋の特徴が一致しないことがわかります。
肩こりの人は
肩甲骨の外転、前傾
でしたので真逆になります。
だから、僧帽筋は肩こりの原因筋ではないのです。
では、肩甲挙筋を次に見てみましょう。
肩甲挙筋もあまりこの視点で捉えることはないかと思います。

ただ、こうやってみると、明らかにこの筋肉は肩甲骨を後方から前方へ引き上げるように収縮しますよね。
明らかに肩甲骨の前傾を誘発します。
外転の動きは作りませんが、肩こり人の特徴である胸椎後弯の際の胸郭に沿うように前方へ前傾しながら肩甲骨が移動しているのは、この肩甲挙筋によるものであり、この肩甲挙筋が収縮して硬くなることで、肩こりを誘発すると考えて良いでしょう。

姿勢や寝方も原因





