なぜ食べても太らない? 奈良市 さくら整体院

フードファイターと褐色脂肪細胞|痩せ体質の裏側と正しい代謝の整え方

吉野俊明ダイエット

一見「羨ましい」と思われる“いくら食べても太らない体質”。

しかし大食いタレントの多くは、裏で過食嘔吐や拒食症、肝機能障害といった深刻な代償を抱えてきました。

胃や臓器への負担は計り知れず、実際に早逝する方も少なくありません。

大食いタレントは「いくら食べても太らない体」として人気を博しましたが、実際には過食嘔吐や摂食障害を抱えていた例が多く報告されています。

引用:日刊ゲンダイ

  • 高橋ちなりさんは拒食症や肝臓の数値悪化で入院後、早逝。
  • 過去には大食いタレントが「毎回収録後に吐いていた」と暴露。
  • ある女性フードファイターは168cmで27kgまで痩せ、摂食障害施設に入所した経験を告白。

大食いの裏側は「健康的に食べている」のではなく、体と心を削って作られたパフォーマンスであることが浮き彫りになっています。

大量の食事は胃腸や臓器に大きな負担をかけます。

  • 胃が拡張すると他の臓器が圧迫され、内臓の位置が変わってしまう(ジャイアント白田氏の告白)。
  • 大量の糖質・塩分摂取は肝臓や腎臓を疲弊させ、生活習慣病や臓器障害のリスクを高める。
  • 実際に、大食いタレントの中にはがんや臓器障害で亡くなるケースもあり、因果関係は不明ながら懸念されています。

一方で「食べても太りにくい人」が存在するのも事実です。

その大きな鍵となるのが 褐色脂肪細胞 です。

  • 肩甲骨まわり、首、背中、腎臓付近に多く分布。
  • 脂肪を燃焼して熱を発生させる役割を持ち、特殊なカメラでみると“背中から蒸気が立つように”熱放散が観察されることもあります。
  • 褐色脂肪が活発な人は「食べたエネルギーを外に逃がす力」が強く、太りにくい体質につながります。

ただしこれは遺伝的要素や生活習慣に左右され、誰でも極端な大食いを安全にできるという意味ではありません

動画内(YouTube)で吉野敏明先生は、「痩せて太らない人はグルカゴンやコルチゾールが常に高く、自分の体を壊してエネルギーを作っている」と指摘されています。

炭水化物不足は筋肉や内臓を分解させ、アンモニアやケトン体といった発がん性物質を増やす危険があります。

  • 極端なローカーボ(ご飯を完全に抜く)
  • プロテイン偏重での栄養補給
  • 過度な断食や一日一食の習慣

・炭水化物をしっかり摂取し、1日5〜6回に分けて小分けで食べる(分食)。

・ご飯はよく噛み、持続的にブドウ糖を供給してグルカゴンの過剰分泌を防ぐ。

・タンパク質と脂質もバランスよく摂り、筋肉・骨・内臓を健康に育てる。

・肩甲骨を動かす運動や整体で褐色脂肪細胞を活性化し、体温・代謝を上げる。

  • 「大食い=才能」ではなく、多くは体を痛めるリスクと隣り合わせ。
  • 褐色脂肪細胞は普段の姿勢改善(肩甲骨の可動性UP)、適度な運動、体を冷やさない生活などで自然に働きやすくなります。
  • 健康的なダイエットや代謝促進は「褐色脂肪を活性化する生活習慣」で目指すべきであり、大食いによる無理な消耗は避けることが大切です。

脂肪細胞の燃焼スイッチ🔥

白色脂肪細胞(ため込む)
↓ KLF-15減少
ベージュ脂肪細胞(燃やす)
↓ ADRB1が活性化
脂肪燃焼・カロリー消費UP

❝ただためこむだけの脂肪が、燃えるエンジンに変わる──❞

最新研究で、私たちの体に眠る「白い脂肪」を「カロリーを燃やす脂肪(ベージュ脂肪)」に変えるスイッチが見つかりました。

私たちの体の脂肪には2種類あります。

  • 白い脂肪=ためこむだけ(お腹のぜい肉など)
  • 褐色(ベージュ)脂肪=燃やしてカロリーを消す

最新の研究で、「白い脂肪を燃える脂肪に変えるスイッチ」が見つかりました。

カギは KLF-15 というタンパク質。これを減らすと白い脂肪が「燃える脂肪」に変わり、カロリーをどんどん消費できるようになるそうです。

さらに人間では、脂肪を動かすために ADRB1 という受容体が大事だとわかりました。これを使った薬ができれば、副作用が少なくて長持ちする「新しいダイエット治療」が期待されています。

脂肪細胞を「カロリー燃焼細胞」に変える方法が見つかったと研究者が報告

サイエンス

👉 ポイントは「ただためる脂肪も、研究次第で“燃える脂肪”に変えられる」ということです。

  • いつも動かないでいると、体が「壊すモード」になってしまうことがあります。それが KLF-15 が増えてしまう状態です。
  • 小さな運動でも OK!散歩やストレッチ、軽いジョギングなどで筋肉に「動かなきゃ!」と感じさせることが大事。
  • インターバルトレーニング(例:歩く→少し早歩き→また歩く)のような有酸素運動も、KLF-15 を減らして筋肉を守る助けになります。

「食べても太らない」は必ずしも健康的ではなく、病的な代謝異常のサインでもあります。

大食いタレントの“華やかな舞台裏”には過食嘔吐・拒食・臓器障害など深刻なリスクが潜んでいます。

太らない体質を支える鍵は「褐色脂肪細胞」の活性ですが、それは大食いによる負担とは無縁。

私たちが目指すべきは、肩甲骨や背中をよく動かし、血流を促し、褐色脂肪を自然に働かせる健康的な生活習慣です。

正しい食事と姿勢改善で、内側から燃える健康な体を育てましょう。

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