そもそも。。
骨盤が歪む原因とは?
骨盤が歪む原因は、さまざまですが日常生活の癖で起こることがほとんどです。
・脚を組む
座っているときに脚を組む姿勢は、骨盤の歪みの原因となります。立って腕組をするのも背骨が曲がり、お腹も出る姿勢になるため骨盤を歪ませてしまいます。
・ほおづえをつく
机に片方の肘をついてあごを支える姿勢、ほおづえは背骨が横に傾き、お尻の左右どちらかに重心がかかります。この姿勢は骨盤だけでなく、顔・肩のバランスにも影響します。
・重心が左右どちらかにかかっている
立っているとき、左右どちらかに重心がかかっている体勢を無意識にとっている場合があります。この姿勢も習慣になってしまうと骨盤の歪みの原因になってしまいます。
・高さのある枕を使用している
枕が高すぎると、首に大きな負担がかかります。高い枕を使用していると、頭部が前方に飛び出し気味になり頭部の重さのバランスを背骨や骨盤でとるために骨盤に歪みが生じます。
骨盤の歪みでどんな症状がでるの?
- 肩こりや腰痛
- 冷え性や便秘
- むくみ
- 下腹が出る
- O脚やX脚
- ひどい生理痛
- 代謝が悪くなり太りやすくなる
- 心の不調
骨盤の歪みを整えるメリットとは?
姿勢の矯正
骨盤が歪むと、本来骨盤内に収まっているはずの内臓が下がり、お腹がポッコリ出てくることもあります。
内臓の位置が下がれば機能にも悪影響が出ます。
また、周辺の血流が悪くなり、身体の不調にもつながります。
骨盤の歪みを整えると、身体のアンバランスを調整し正しい姿勢に導いてくれます。
肩こり・冷え性の緩和
骨盤が歪むことで、周辺の筋肉・血液・リンパの流れが悪化し、こり・冷えの原因になります。
解消することで、全身のバランスが整い不調の緩和が期待できます。
産後の不調を和らげる
出産後、体型の変化を感じている方が多いようですが、これは妊娠・出産による腹筋の低下、皮膚の伸びなどで感じることと、骨盤の歪みからくる下半身太りに関係があるようです。
出産時に開いた骨盤をそのまま放置していると、身体の不調が起こり内臓の働きにも悪影響を与えます。
また、臓器周辺の筋肉にも影響するので便秘・尿漏れなどの原因にもなることがあります。
このようなことを防ぐためにも、産後に骨盤の歪みを整えることが重要です。
女性ホルモンが活性化する
① お肌や髪のツヤが良くなる
女性ホルモンが活性化されると、肌や髪に潤いがでてきます。
ホルモンバランスが良くなり水分量が増えることで、肌状態がみずみずしくなめらかになりメイクのノリが良くなったり、髪にツヤが出てきたりと嬉しいことがたくさんあります。
スキンケアなど日頃のケアももちろん大切ですが内側からきれいを底上げし、いつまでも見た目の若々しさと潤いを保っていきたいですね。
② バストアップなど女性らしいボディラインに
女性ホルモンが増えると、全体的に丸みのあるバストやヒップになり女性らしいメリハリのあるきれいなラインが作られます。
身体のラインが整うとどんな洋服も着こなせたり、おしゃれをしてお出かけするのがより楽しくなったり、素敵な出会いもあるかもしれませんね。
③ 痩せやすくなる
女性ホルモンが活性化されバランスが整うと、食欲が抑えらるためダイエットにも効果的です。
最近つい食べすぎてしまったりなかなか痩せられないと感じるときは、ホルモンバランスの乱れが原因となっているかもしれません。
女性の方は生理前に一時的に食欲が増すことがあると思いますが、それも女性ホルモンが影響しています。
女性ホルモンはストレスや健康状態に左右されやすいという性質もありますので、積極的にリラックスタイムを作ったり生活習慣を見直し、女性ホルモンを味方につけて健康的な体作りをしていきましょう。
ホルモンバランスの乱れチェック✅17項目
- 月経周期が乱れがちである(生理不順)
- 生理痛がひどい
- 身体や顔がむくみやすい
- 過度なダイエット経験がある
- 疲れが取れない、または疲れやすい
- 睡眠不足である、または熟睡できない
- 肌の調子が悪く、吹き出ものがひどい
- 髪の毛がパサつく、白髪が目立つ
- 気分が落ち込み、元気が出ない
- ヒゲやすね毛が生えてきた
- ストレスが溜まりやすい
- 些細なことでイライラしがちである
- 冷え性である
- 肩こりや腰痛に悩んでいる
- めまいや立ちくらみを起こすことがある
- 食事内容が偏っている
- 不規則な生活習慣である
女性ホルモンが活性化すると、お肌がつやつやになるなど、体の中からキレイになるインナービューティーにも効果的です✨
生理周期の骨盤開閉リズムについて
生理周期は骨盤の開閉周期に大きく影響しています。
生理が始まって2~3日目の出血量が多い時期に骨盤は緩みます。その後、排卵日に近づくにつれて骨盤が閉まり、排卵日を過ぎると生理にむけて骨盤は緩み、開いていくというサイクルです。
このような骨盤の開閉が起こるのにはプロゲステロンという体を緩める作用があるホルモンの働きが影響しています。
排卵後、プロゲステロンが分泌されはじめることで、生理開始後2~3日目までの10日間は骨盤が開き、体全体が緩みます。
その後20日間は骨盤が閉じて、体も締まってきます。
女性ホルモンには
🟡 エストロゲン〈卵胞(らんぽう)ホルモン〉
🟡 プロゲステロン〈黄体(おうたい)ホルモン〉
2種類があります。
エストロゲンは『自立神経の安定』『女性らしいカラダづくり』などなど。
プロゲステロンは『体温上げてくれる』といった役割をもっています。
約28日間の周期で訪れる月経も、女性ホルモンの作用によってコントロールされています。
生理中は基礎体温が低くなり、血液に粘りが出ます。 その粘った血液が体外へ流れようとするために、痛みが発生するのです。 また、体が冷えて体温が低くなると、血が固まりやすくなります。 そのため、冷え性の人は生理痛がひどくなる傾向があります。
辛い生理痛に悩まされている方も多いと思いますが、お腹を温めると痛みが楽になったりしますよね。 これは温めると子宮の血流が良くなり子宮の内膜が剥がれやすくなるからだそうです。
【骨盤が歪むと】
① 動脈の血流低下
子宮・卵巣・大腸膀胱をとりまく血流が悪くなります
🔻
- 卵胞の発育不良
- 卵子の質の低下
- 子宮内膜の発育不良
- 着床した受精卵への血流不足
② 仙骨子宮靱帯のねじれ
仙骨がねじれ、子宮を正しい位置に維持している仙骨子宮靱帯がねじれます
🔻
子宮自体がねじれてしまう
- 受精卵が着床しにくくなる
- 卵管のねじれを起こす
③ 骨盤底筋が弱まる
骨盤底筋群が弱く使えなくなると、尿漏れや頻尿 という尿トラブルが起きやすくなります。その他 にも、ボディラインが崩れやすくなり、ぽっこり お腹、タレ尻、猫背やO脚✕脚、太脚などに も・・・。さらに肩こりや腰痛が慢性化したり、 浅い呼吸にも影響があると言われています。
担当:バレエ&ピラティス整体 結先生
さくら整体メソッドの骨盤矯正ダイエット法は、人体の中でも構造上冷えやすい骨盤周りの筋肉バランスを、なるべく長期・持続することを考え、個人の歪みに合わせて整えます。
骨盤矯正・整体でのバランス調整以外にも、
🟠 内蔵マニュピレーション(腸もみダイエット)
🟠 黄土よもぎ蒸し(遠赤外線による温熱療法)
🟠 リンパドレナージュによるリンパ・デトックス
などなど、お気軽にご相談くださいませ🌸