《さくら姿整医学と自然治癒力》
◎ 副作用がない免疫システム
血液をつくる器官 = 胸骨・肋骨・脊椎・骨盤・大腿骨(胎児期には肝臓と胸腺でつくられます)
◎ 白血球=外部から体内に侵入した細菌やウイルスなど異物の排除
◎ 赤血球=酸素を運搬
◎ 血小板=出血を止める働き
これらの血液細胞のもとは造血幹細胞と呼ばれ、骨の内部にある骨髄で生成され、増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)して血液中の血液細胞がつくられます。
免疫システムを構成するリンパ組織は、全身に張り巡らされているリンパ管とリンパ節、血液やリンパ液を流れるリンパ球、胸腺や脾臓、扁桃、などによって構成されています。
• リンパ節は、リンパ管をつなぐ通常は2~3ミリ程度の豆のような形をした小さな器官で、全身に300~600個配置されています。
• リンパ節は、リンパ液に入り込んだ細菌やウイルス、がん細胞などの異物をせき止めて排除し、外敵から体を守る働きがあります。
• 細菌やウイルスに対する反応でも10~20ミリ程度に腫れて大きくなることがあります。
リンパの働き
① 組織から組織液を取り除く働き。
② 吸収された乳酸を循環系まで運ぶ働き(胸管)。
③ リンパ球をはじめとする免疫細胞を産生する働き。の3つです。
老廃物は、水分→静脈、乳酸(タンパク質)→リンパへ流れ込んでいきます。
体の中の流れは主に血管とリンパ管が担当しています。
血管は主に水分を、リンパ管は主にタンパク質の老廃物を運んでいます。
血管は、動脈と静脈があり高速道路でたとえると往復の道があります。
それに対してリンパ管は手足の末端から心臓へ向かっての一方通行の道しかないと考えてください。
リンパ管は手足の末端から心臓に向かって流れ、鎖骨の内側から静脈に流れ込んでいます。
リンパ管は老廃物専用の高速道路のようなものです。
リンパの循環
リンパは細胞と細胞のすき間の体液(組織液)の一部を回収しています。
リンパ液の中身は乳酸などのタンパク質や脂肪分などが入っています。
静脈には主に水分やアミノ酸、糖分といった「燃えるゴミ」、
リンパ管には乳酸や脂肪など「大型ゴミ」の回収をしています。
キーワードは、「『食』は『血』となり『肉』となる」《医食同源》
つまり、食物は、血球細胞(赤血球・白血球)になり、体細胞となる。だから、
赤血球・白血球こそが、万能細胞なのです。
筋肉が柔軟性を失うと血流やリンパの流れが悪くなってしまいます。
血管が圧迫され、筋肉中の血液の流れが悪くなることで、酸素や栄養分が廻りづらくなり、疲労物質や老廃物は流れ出にくくなります。その結果、疲れが取れにくかったり、老化が進みやすく、冷え性、むくみ、肩こり、首コリ、腰痛などの不調も慢性化しやすい体になります。
血流の悪化は、基礎代謝を低下させるため、一生懸命ダイエットをしてもエネルギー消費の効率がとても悪いです。ダイエットしてもなかなか痩せないという方は、体が硬いのではないでしょうか?筋肉が柔軟性を失うことでこのようなリスクを招いてしまうのです。
ストレッチの効果
ストレッチは、インナーマッスルまでアプローチして伸ばしていくことで、筋肉中の血液がスムーズに流れ出し、酸素・栄養分を体の末端まできちんと供給し、疲労物質・老廃物は体外に排出しやすくすることができるのです。さらに関節の可動域が広がり、全身の動きが軽やかなります。
また、筋肉には負荷を与えると強化される性質があります。これは、過負荷の原則と言われています。毎日階段を登り降りしていたり、決まった回数の腕立て伏せを行うことで徐々に楽に回数こなせるようになったりします。
加齢で30歳から40歳にかけては年間200g、50歳以上では年間500g以上の筋肉量が減少するそうですので、定期的な運動や、適度な負荷を与えることが筋力を維持・向上のポイントになります。
過度なトレーニングは❎
しかしながら、過度な筋トレは酸素をより消費するので酸化=老化の促進につながり、筋肉を硬くしてしまいますので、血流・排泄やダイエットの妨げになってしまう場合があります。(筋肉の重さは脂肪の1.2倍)
体の重量が極端に増えてしまうと、足腰などの関節への負担が増してしまいますので、日頃の運動は適度なエクササイズ(アイソメトリックス)をおすすめさせて頂いております。
【姿勢と呼吸効率】
人は1日に、約2万回も呼吸をします。姿勢が悪く前傾姿勢になると、背中が丸まり肋骨を圧迫する体制になります。
この姿勢を長くする事で関節に負荷がかかり、筋肉も関節を守るために周囲を固めます。
そのせいで肋骨も動きが制限されて動きが悪くなります。
肋骨はバケツの取手のように動くようになっていますので、その中に横隔膜があって広げて呼吸をして酸素を取り組み、不要になった二酸化炭素を排出する身体の構造になってます。
感情と呼吸は密接な関係があると言われています。呼吸が浅いと自律神経が乱れ、寝ている時の細胞の活性化や脳の処理にも影響を与えると言われているので深く吸える状態が望ましいですよね。(筋肉細胞を1とすると、脳の神経細胞はその20倍の酸素を必要)
深い呼吸をすることで、自律神経のバランスも整い、ストレスが軽減する効果も期待できます。
【口呼吸と鼻呼吸】
◎マスク着用でも鼻呼吸の心がけを!
「人間の鼻は優れた加温・加湿機能が備わった空気清浄機に例えられます。」
鼻から吸った空気は鼻の奥の鼻腔(びくう)を通る時に温められ、加湿されてから肺に送られる。その間には鼻毛や粘膜の表面に生えた線毛、粘液によって、ほこり、細菌やウイルスといった異物が取り除かれる。鼻呼吸には、こうした防御機能が働いています。
コロナ禍のマスク着用で口呼吸が習慣化しますと、感染症のリスクを高めたり、ストレス・自律神経の乱れで体調不良を引き起こしやすくなってしまいます。
肋骨を広げるイメージで深呼吸して横隔膜のストレッチをしましょう。
横隔膜は呼吸で上下に動く筋肉。ほぐして可動域を広げてあげることで(肋骨矯正)、酸素も十分取り込みやすく呼吸が深くなりますので、血液・リンパの流れが良くなり、脂肪もより燃焼されてダイエット(ウエストのサイズダウン・くびれ・下腹部の引き締め)にもなります。
まとめ
猫背姿勢や骨盤の歪みを整えて良い姿勢と体の柔らかさを保つことはとても大事で、関節や筋肉の可動域が広がり、血流・リンパの流れを促進し、骨髄から血液がつくられやすく免疫力も上がり、コロナウィルス対策にもなると言うことですね!
精一杯、整体 頑張りますね💪
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当院では、熱中症・二酸化炭素中毒・酸素欠乏症 防止のため、マスクの強要はしておりません。