自律神経と姿勢の科学|なぜ“姿勢”で神経は乱れるのか
「自律神経の乱れ」はストレスだけが原因ではありません。
姿勢の崩れが神経バランスを乱しているケースは非常に多いのです。
さくら整体院では、不眠・めまい・動悸・パニック傾向の背景に、
胸郭の硬さ・頭部前方位・横隔膜の機能低下があることを臨床で数多く確認しています。
自律神経とは何か?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っています。
- 交感神経:活動・緊張・防御モード
- 副交感神経:回復・休息・修復モード
このバランスが崩れると、眠れない・ドキドキする・常に疲れているといった症状が出ます。
姿勢が自律神経に与える影響
姿勢は単なる見た目ではありません。
神経の入力環境そのものです。
- 猫背 → 胸郭が潰れる → 呼吸が浅くなる
- 頭部前方位 → 頸椎緊張 → 迷走神経への影響
- 骨盤後傾 → 腹圧低下 → 体幹不安定
呼吸が浅くなると交感神経優位が慢性化しやすくなります。
迷走神経と姿勢の関係
迷走神経は副交感神経の主要ルートです。首〜胸郭の状態は迷走神経の働きに影響します。
- 胸郭の可動性低下
- 鎖骨下の緊張
- 横隔膜の動きの低下
これらは副交感神経の働きを弱め、回復力を落とす要因になります。
テンセグリティ視点で見る神経と姿勢
テンセグリティ構造では、筋膜ネットワークが全身を張力で支えます。姿勢が崩れると張力バランスが乱れ、神経への機械的ストレスも増加します。
- 胸郭圧迫 → 呼吸制限
- 頸椎圧縮 → 神経緊張増加
- 骨盤不安定 → 体幹の過緊張
神経の問題は“神経だけ”ではなく、構造の問題でもあるのです。
臨床で多い自律神経タイプ
- 呼吸浅型(ため息多い)
- 肩挙上型(常に肩が上がる)
- 顎緊張型(噛み締め強い)
- 腹圧低下型(腰不安定)
整体でできること
- 胸郭可動域の改善
- 横隔膜の機能回復
- 頸椎〜顎の緊張緩和
- 骨盤と腹圧の再構築
神経を“刺激する”のではなく、
神経が落ち着ける構造を作るのが整体の役割です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 姿勢だけで自律神経は変わりますか?
A. 姿勢は神経入力の環境です。胸郭と呼吸が整うと副交感神経が働きやすくなります。
Q2. 不眠にも効果がありますか?
A. 呼吸と迷走神経の関係上、睡眠の質が改善するケースは少なくありません。
関連ページ
自律神経の乱れが気になる方へ
奈良市JR奈良駅近くのさくら整体院では、構造から神経環境を整える整体を行っています。不眠・めまい・動悸でお悩みの方はご相談ください。