更年期の睡眠トラブルと、整体でできる“眠れる体づくり”
更年期を迎えると「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きたときに疲れが取れていない」といった睡眠トラブルが増える方が多くなります。
実はこれ、加齢だけでなくホルモンと自律神経の乱れ
なぜ更年期は眠れなくなるのか?
更年期の不眠は、以下の3つの要因が重なって起こると言われています:
- エストロゲンの減少:深い眠りをサポートするホルモンの減少
- 自律神経の乱れ:交感神経が優位になり、リラックスできない
- 体の冷え・血流不足:寝る前の体温が上がらず、眠気が起こらない
メラトニンとエストロゲンの関係
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、夜になると分泌が増え、私たちを自然な眠りへと導いてくれます。ところが、更年期に入ると女性ホルモンであるエストロゲンが減ることで、メラトニンの分泌にも影響が出ると考えられています。
加えて、ストレスやブルーライトの影響で自律神経が乱れると、ますますメラトニンが出にくくなり、結果として「寝たいのに眠れない」状態に。
整体でできる“眠れる体づくり”
実は、整体では“リラックスしやすい体”=副交感神経が働きやすい状態を整えることができます。
① 頭・首・肩の緊張を緩める
特に首周りの筋肉が硬くなると、脳への血流が減少し、リラックスを司る中枢の働きが鈍くなります。首・後頭部・側頭部のゆるめは、整体での快眠ケアの第一歩です。
② 骨盤の調整で呼吸を深く
骨盤が前傾や後傾で固まっていると、横隔膜や肋骨の動きが制限され、呼吸が浅くなります。深い呼吸ができると、副交感神経が優位になり、眠りやすい体に。
③ 自律神経の通り道=背骨の調整
背骨は自律神経の通り道。背骨がねじれたり、固まったりしていると、自律神経が正常に働きません。整体で背骨周辺を緩めることで、神経の流れを回復させます。
眠れる体をつくるセルフケア
整体と併せて、以下のような習慣を取り入れると、眠れる体に近づきます。
- 寝る前の深呼吸(腹式呼吸):副交感神経をオンに
- 足湯やお腹の温め:体温と血流アップで眠気を促す
- ツボ刺激(失眠・三陰交など):自律神経を整える
- 21時以降のスマホ断ち:ブルーライトを避けてメラトニン生成を助ける
さくら整体院の快眠サポート
当院では、更年期世代に向けた自律神経整体×頭蓋・骨盤調整を行い、心と体の緊張を解きほぐし、眠りやすい体づくりをサポートしています。
「薬に頼らず眠れるようになりたい」「夜中に目が覚めるのをどうにかしたい」
そんなお悩みに、丁寧に寄り添った施術を提供いたします。
お気軽にご相談くださいね。