空腹は最高の栄養?免疫と体質の話|さくら整体院

船瀬俊介

今回は、船瀬俊介氏の【免疫と体質のお話】として、YouTube動画で語られていたアルカリ性体質と酸性体質についてご紹介させていただきたいと思います。

動画では、免疫力や体質を整えるためには、単に「何を食べるか」だけでなく、食べすぎを見直すこと、空腹の時間をつくること、自然に近い暮らし方を意識することの大切さが語られていました。

さくら整体院でも、身体を整えるうえで大切なのは、姿勢を整え、呼吸を深め、血流やリンパの巡りを促し、内側から回復しやすい状態をつくることだと考えています。

今回はこの動画の内容をきっかけに、酸性・アルカリ性という体質の捉え方と、巡り・免疫・自然治癒力のつながりについて、整体的な視点からやさしくまとめてみたいと思います。

船瀬俊介

「健康のためには、しっかり食べなければいけない」──そう思っている方は多いかもしれません。けれども実際には、食べることを増やすよりも、食べすぎを見直すことのほうが、身体にとって大切な場合があります。

今回ご紹介する考え方の中心にあるのは、「空腹こそが最高の栄養素になることもある」という視点です。少し強い表現にも感じますが、その本質はとてもシンプルです。つまり、食べすぎによって身体の回復力や巡りが落ちてしまうことがある、ということです。

一般的には、「栄養をつけないと回復しない」「しっかり食べないと元気が出ない」と考えられがちです。もちろん必要な栄養は大切です。ただ一方で、胃腸が疲れているときや、自律神経が乱れているとき、巡りが悪くなっているときには、食べること自体が負担になってしまうこともあります。

さくら整体院でも、お身体をみていると、呼吸が浅い方、お腹まわりが硬い方、首肩に力が入り続けている方ほど、受け取る力や巡らせる力そのものが落ちていることがあります。そうした状態では、何を食べるか以上に、まずは身体が休まり、回復しやすい条件を整えることが大切です。

空腹というと、「我慢」や「つらさ」を連想する方もおられるかもしれません。しかし見方を変えると、空腹は胃腸を休ませる時間でもあります。食べ続けている状態では、身体はずっと消化吸収にエネルギーを使い続けます。

一方で、食べない時間があると、身体はそのぶん、修復や排泄、巡りの立て直しに力を回しやすくなります。これは整体的に見ても非常に大切な視点です。身体は詰め込み続けるよりも、余白があるほうが整いやすいからです。

今回の動画では、「自然に近づくほど健康に近づき、自然から離れるほど病気に近づく」という考え方も語られていました。この視点は、さくら整体院の考え方とも重なる部分があります。

本来、身体には自ら整おうとする働きがあります。呼吸、循環、排泄、睡眠、回復──それらが静かに噛み合うことで、身体は本来の調子を取り戻しやすくなります。しかし現代は、食べすぎ、座りすぎ、ストレス、スマホやパソコンによる緊張、睡眠不足などによって、その自然なリズムが崩れやすい時代です。

その結果、首肩こり、腰痛、むくみ、冷え、重だるさ、自律神経の乱れなどが起こりやすくなります。だからこそ必要なのは、特別なものを増やすことではなく、身体が本来のリズムに戻れる条件を整えることなのです。

動画の中では、少食を続けることで、頭が冴える、眠りの質が変わる、イライラしにくくなる、心が穏やかになる、といった変化も語られていました。もちろん、すべての方に同じ方法が合うわけではありません。体質や年齢、持病、服薬の有無、生活強度によって、合うやり方は変わります。

ただ、ここで大切なのは、「食べすぎないほうが身体が軽くなる人もいる」という視点です。慢性的な重だるさ、胃の疲れ、むくみ、眠気、食後のしんどさがある方は、量や回数を見直すだけでも変化が出ることがあります。

さくら整体院では、健康や美容を「美姿勢 → 美巡 → 内側から整う」という流れで考えています。どれだけ良いものを食べても、呼吸が浅く、姿勢が崩れ、骨盤まわりやお腹まわりが詰まり、血流やリンパの巡りが悪ければ、身体はうまく受け取れません。

逆に、姿勢が整い、呼吸が深くなり、お腹や肋骨まわりがやわらかくなり、巡りが戻ってくると、身体は必要以上に求めすぎなくなります。つまり、空腹を味方にするためにも、まずは受け取れる身体・巡らせる身体をつくることが大切なのです。

今回の内容は、少食や空腹の価値を強く語るものですが、何より大切なのは、極端な自己流に走ることではありません。身体は人それぞれ違います。無理な断食や、体調を無視した我慢は逆効果になることもあります。

けれども、いつも食べすぎていないか、空腹を怖がりすぎていないか、胃腸を休ませる時間があるか、疲れているときほど食べて詰め込みすぎていないか──そうした視点を持つことは、とても大切です。

健康は、何かを足し続けることだけでつくられるのではありません。ときには、余計な負担を減らすことで、身体が本来持っている力が働きやすくなることもあります。

「空腹こそ最高の栄養素」という言葉は少し強く聞こえるかもしれません。しかしその奥には、食べすぎないこと、胃腸を休ませること、自然なリズムに戻ること、身体の回復力を信じることという、大切な視点が含まれています。

さくら整体院でも大切にしているのは、ただ何かを足すことではなく、呼吸・姿勢・巡り・内側の働きやすさを整えて、自然に回復しやすい状態へ戻していくことです。最近なんとなく重い、疲れが抜けにくい、食べているのに元気が出ない──そんな方は一度、「何を食べるか」だけでなく、食べすぎていないか、休める時間があるかという視点も持ってみるとよいかもしれません。

※補足:少食・断食・食事制限は、体質や年齢、持病、服薬状況によって合う・合わないがあります。無理はせず、不安のある方は医療機関にもご相談ください。

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