ロングコビッドと体の交通渋滞|整体で血流を整えて自己治癒力を高める
こんにちは、さくら整体院の院長・西岡です🌸
最近耳にすることが増えた「ロングコビッド」。コロナにかかったあと、何週間も体調が戻らず倦怠感や息切れが続く状態を指します。最新研究では、この症状の背景に「抗体の異常な働き」があることが分かってきました。
抗体が酵素のように働く?Abzymeの正体
通常はウイルスと戦う役割の抗体ですが、一部は酵素のように働き、体内で余計な反応を引き起こしてしまうことがあります。これを「Abzyme(アブザイム)」と呼びます。結果として、血圧や血管の調整が乱れ、体のだるさや息切れに結びついてしまうのです。
血液と血管の「交通渋滞」
ロングコビッドの患者さんには、微小血栓や赤血球の壊れやすさ、血管修復力の低下が報告されています。これは体内で「交通渋滞」が起きているような状態。酸素や栄養が届かず、臓器や筋肉が疲弊してしまいます。
エネルギー不足とミトコンドリア
さらに細胞のエネルギー工場であるミトコンドリアが働きにくくなり、慢性的な疲労感へとつながります。整体では呼吸効率を高め、酸素をしっかり取り込むことでエネルギー代謝をサポートできます。
整体的なアプローチ
- 胸郭・肋骨を整えて呼吸を深くする
- 姿勢改善で血液とリンパの流れを促す
- 骨盤・背骨を整え自律神経のバランスをとる
整体の目的は「体の交通渋滞を解消すること」。流れを良くし、自己治癒力が働きやすい状態へと導きます。
まとめ
ロングコビッドは医学的にも研究が進むテーマですが、整体の観点からできることは「血流・呼吸・姿勢」を整えて回復を後押しすることです。慢性的な疲労や息切れにお悩みの方は、日々の健康管理の一つとして整体を取り入れてみてください🌿

「New Research on Long Covid and all Chronic Diseases points to Enzymes in the Fluid Filled Membranes」は、Long COVID(ロングコビッド)やさまざまな慢性疾患に関わる「酵素の役割」に焦点をあてた研究を紹介しています。
テーマ | 内容 |
---|---|
Abzymeの可能性 | 抗体が酵素のように働く現象がLong COVIDに関与。血圧調整異常との関連性が示唆。 |
多因子の病態モデル | 血管異常、自己免疫、代謝不調、腸機能障害など、複数の要因が複雑に絡む。 |
赤血球壊死による微小血管閉塞 | 臓器障害の新たなメカニズムとして重要な発見。新たな治療ターゲットの可能性あり。 |
VEGF-Aと肺の長期障害 | 血管新生マーカーの変動がLong COVID肺症状の一部を説明する可能性。 |
「Long COVIDや慢性疾患の重要な新たな角度」として、abzymeの関与に注目していますが、動画で紹介された以外にも様々な研究が進行しており、Long COVIDの理解と治療に向けた幅広いアプローチが進められていて大変興味深いです。