さくら整体院としての実践例|呼吸・姿勢・巡りを「土壌」から整える
私たち さくら整体院 では、健康を「症状」ではなく、体という環境(土壌)全体として捉えています。
不調を「敵」として排除するのではなく、
なぜ今、その症状が必要として現れているのか。
どこで巡りが滞り、どこで呼吸が浅くなり、どこで体が無理をしているのか。
その背景を丁寧に読み取り、微生物が働きやすい環境=回復力が発揮されやすい体へと整えていきます。
① 呼吸|浅さは「酸素不足」ではなく「余裕不足」
呼吸が浅い方の多くは、「もっと吸おう」と努力されています。しかし実際には、問題は吸う量ではなく、吐けていないことにあります。
呼吸は、
・横隔膜
・肋骨のしなり
・背骨の柔軟性
・腹腔内の圧の変化
と深く関係しています。
姿勢が固まり、巡りが滞つと、体は「深く呼吸しない選択」を取ります。
それは怠けではなく、今の環境では深呼吸が負担になるという、体の判断です。
さくら整体院では、呼吸を教え込むのではなく、自然に深まってしまう状態を先に整えます。
② 姿勢|正すのではなく「戻れる余白」をつくる
姿勢もまた、矯正するものではありません。
猫背や反り腰、巻き肩は、
・呼吸の制限
・内臓の重さ
・生活動作のクセ
・精神的な緊張
といった要因が重なった結果です。
それを力で正そうとすると、体は一時的に従っても、必ず元に戻ります。
なぜなら「戻ったほうが楽」だからです。
私たちが行うのは、正しい姿勢を保たせることではなく、
正しい姿勢に自然と戻れてしまう土台をつくることです。
それはまさに、土壌が整うと作物が勝手に育つのと同じ構造です。
③ 巡り|流そうとしない、滞れなくする
血流・リンパ・神経伝達。
これらは「流そう」とすると、かえって滞ります。
巡りが悪い体の多くは、
・関節が固まり
・筋膜が張り付き
・呼吸が止まり
・力が抜けない状態にあります。
この状態で流そうとすれば、体は防御反応を起こします。
だから私たちは、
巡らせるのではなく、巡れなくしている原因を外す
という考え方を大切にしています。
巡りは、整った環境の「結果」として起こるもの。
微生物が動き出すのと同じく、静かに、自然に、あとから現れるのです。
整体とは「治す技術」ではなく「待てる環境づくり」
整体は、何かを無理に変える行為ではありません。
・体が緩む余白をつくり
・呼吸が戻るスペースを確保し
・巡りが再開できる環境を整える
その結果として、体が自ら回復を始めます。
それは、スローライフという処方箋を、
日常の体の使い方に落とし込む実践でもあります。
急がせない。
押し付けない。
邪魔をしない。
土と微生物が教えてくれる健康の原理は、
整体の現場でも、確かに息づいています。
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