新緑の季節は森林浴🌳五感刺激し自分流リラックス
人類の歴史は700万年に渡って自然の中で生きてきましたが、今はコンクリートや機械に囲まれて生活しているので、ストレスを感じやすくなっています。
そこで、「森林浴（しんりんよく）」という、森の中で自然にふれることが心と体にいいと注目されています。
森では目で緑を見たり、木の香りをかいだり、鳥の声を聞いたりと、五感が心地よく刺激されます。これによりリラックスできて、ストレスも減ると研究で分かっています。
さらに、森の木が出す「フィトンチッド（樹木が放出する揮発性物質）」という香りには、体の免疫力を高めたり、がん細胞と戦う細胞を増やしたりする効果もあるそうです。
また、森林浴をすると高すぎる血圧は下がり、低すぎる人は上がるなど、体のバランスを整える力もあることが分かっています。森林浴（森セラピー）は病気の予防や治療にも役立つかもしれません。
◉ 森林ウォーキングで糖尿病を改善
◉ ストレスが減り、がん予防の効果も
「森林浴」は1980年代に提唱され、それ以来、徐々に国内で普及してきました。
森林浴は、血糖値、血圧およびストレスホルモンを低下させ、自律神経のバランスを整え、リラックス効果をもたらすと報告されています。
【森林浴の3つの効果】
森林浴効果 ① がんへの抵抗力が高まる
森林浴によって、3つの抗がんタンパク質（パーフォリン・グランザイム・グラニュライシン）が増加し、がんを破壊するNK（ナチュラルキラー細胞）の活性が上昇します。
森林浴効果 ② ストレスが減少する
ストレスが増えると収縮期血圧や拡張期血圧が上昇し、脈拍数が増える。森林でウォーキングすると、これらの数値が低下します。
また、ストレスホルモンのコルチゾールは、森林にいるときは、都市にいるときに比べて減少することが実証されています。
森林浴効果 ③ リラックス効果が高まる
交感神経は身体の活力が活発なときに高まり、副交感神経は身体がリラックスしているときに高まります。
森林では、都市にいるときと比べ、交感神経の活動が抑制され、副交感神経が優位になることが明らかになりました。
奈良市 🦌 佐保川 🏞️
深呼吸🌬️でナチュラルキラー細胞も元気に💪
このように呼吸が浅いとデメリットが多いのですが、その浅い呼吸の原因は、猫背などの不良姿勢やストレスなどが関係してきます。
体の歪みは不調のもと
漢方の考えでは、カラダは「気（き）」・「血（けつ）」・「水（すい）」の３つの構成要素で支えられていると考えます。
この３つの構成要素のバランスが悪いと私たちのカラダには、さまざまなトラブルが出やすくなると考えられています。
奈良県奈良市でも、奈良公園や春日山原始林など森林浴を楽しめるスポットが色々ありますので、
ぜひお気軽に散策ウォーキングにお出かけをされてみてはいかがでしょうか🚶➡️🌳🚶♂️✨😄
🔍 若草山（奈良）パノラマ ☝️クリック
春日山原始林は、春日大社の神山として
1000年以上伐採が禁じられてきたため、カシやシイ類を中心とした常緑広葉樹の原始林が広がっています。
この森林は、昼間でも暗く、モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど珍しい動物が生息しています。
【春日山原始林の概要】
特徴
1000年以上伐採が禁じられた原始林、カシ、シイ類が中心。
生息動物
モリアオガエル、ヒメハルゼミ、カスミサンショウウオなど。
指定
特別天然記念物（1955年）、世界遺産・古都奈良の文化財（1998年）
◉ 散策リラクゼーションで足裏も刺激しましょう
アルテミシニン
ワシントン大学の研究チームが、よもぎの成分に含まれる【アルテミシニン（artemisinin） 】が、がん細胞を死滅される働きがあることを発表しました。
しかもよもぎは、抗がん剤と比べ34,000倍という、飛躍的な高い確率でがん細胞を死滅させるそうです。
よもぎは血液中の「活性酸素」を取り除く作用もあります。万病のもとである血液の汚れが、よもぎによって浄化されるのです。
